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3回目の熱中授業3

Updated: May 20, 2019

4月27日、午前の部2時間目、中本アレンさんの授業のテーマは「「シアトル日系アメリカ人の歴史~History of Seattle Japanese American Experience」でした。


中本アレンさんは、アメリカ海軍軍人としてベトナム戦争に3回行った経験をお持ちです。

現在は、元軍人団体や地域の団体に関わりながら日系人の歩んだ道を語り継いでおられます。



講義では、大正時代のパスポートをはじめ貴重な写真や映像を示しながら、当時の日系人の様子を具体的に分かりやすく伝えてくださいました。重い話題に、時々ユーモアを交えてホットする空気を作りながらのお話にアレンさんのお人柄が表れていました。

 

移民した日系人は土地や家を買えず、子供の代になってからやっと家の購入が可能になるというアメリカの法律は1960年まで続いていたこと。今あるパイクプレイスは、食べ物を作る日系人が残ったものを売ったにが始まりだったこと。シアトルは日本文化の懸け橋となった場所で歌舞伎も行われていたこと。戦争が始まってからのフェリーや目隠しのしてある汽車での移動や、粗末な収容所生活の様子。4家族が一つの部屋に住み、シートで仕切り寒さ暑さも飢えもこらえて苦しい生活を乗り切ったのは、全ては子どもたちのためという強い思いがあったことなど、一つ一つの事実が驚きでした。

 

 最後の、「がまん・努力・耐えるという『大和魂』が苦難を乗り越える日系人の力になった。」そして「豊かに安全で安心できる国がこの世に実現するのは難しいけれど、自由に夢を追いかけるのが私の幸せです。移民してきた人たちはその夢を追いかけていたのではないでしょうか。」という言葉が胸に響きました。

 

 現在の住みやすいシアトルは、長い歴史の中で生きた日系人の大きな努力と多くの犠牲 の上にあることを確認できた時間でした。

 アレンさんには、これからもたくさんの人達に伝え続けて頂きたいと思います。



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